開催概要

当番世話人 固武 健二郎
栃木県立がんセンター
研究会 会期:2012年1月20日(金)
会場:栃木県総合文化センター
演題募集期間 2011年9月8日(木)〜10月13日(木)10月20日(木)
主題 主題 Ⅰ 腹膜転移のすべて
主題 Ⅱ 大腸癌取扱い規約・大腸癌治療ガイドラインにかかわる諸問題
主題詳細 主題 Ⅰ 腹膜転移のすべて
肝転移に関する画像診断技術と治療法の進歩、とりわけ新規抗がん剤の効果的な使用と積極的な転移巣切除によってStage IV大腸癌の治療成績は向上しつつありますが、初発大腸癌のおよそ5%に確認される腹膜転移の治療戦略はいまだ十分に確立されていないのが現状です。大腸癌取扱い規約あるいはTNM分類における腹膜転移の取扱いの妥当性の検討も含めて、腹膜転移に関する基礎から臨床、診断から治療までの多角的な検討を期待します。なお、虫垂癌は大腸癌とは区別して検討してください。

主題 Ⅱ 大腸癌取扱い規約・大腸癌治療ガイドラインにかかわる諸問題
大腸癌取扱い規約は1977年の初版から6度の改訂を重ねながら、わが国の大腸癌診療の均質化と向上に貢献してきましたが、時の推移のなかで現行の規約にも問題点があることが指摘されるようになってきました。国際分類との乖離もそのひとつです。一方、大腸癌治療ガイドラインは規約とは作成目的や作成法を異にしますが、ガイドラインの臨床決断因子は基本的に規約をベースとしているように、両者は表裏一体の関係にあります。今回は「大腸癌取扱い規約【第7版補訂版】」と「大腸癌治療ガイドライン医師用2010年版」に収載されているすべての事項に関する問題点について、改訂に向けての建設的な討論を期待して、作成母体である本研究会の会員諸氏の意見を求めます。とりわけ規約の病理組織学的事項に関する演題を歓迎します。
事務局 栃木県立がんセンター 外科
松井孝至
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