開催概要
名称 | 第102回大腸癌研究会学術集会 The 102nd Meeting of Japanese Society for Cancer of the Colon and Rectum |
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当番世話人 | 猪股 雅史(大分大学医学部 消化器・小児外科学講座) |
会期 | 2025年1月30日(木)〜31日(金) |
会場 | 別府国際コンベンションセンター(ビーコンプラザ) 〒874-0828 大分県別府市山の手町12-1 https://www.b-conplaza.jp/ |
演題募集期間 | 2024年9月10日(火)〜 登録はこちら |
アンケートのお願い | 回答締切:2024年12月13日(金) 詳細はこちら |
主題 | 主題Ⅰ 大腸癌に対する低侵襲治療の臨床評価 主題Ⅱ 大腸癌に対する集学的治療戦略 主題Ⅲ 大腸癌切除標本の取扱いの現状とこれから |
主題詳細 | 主題Ⅰ 大腸癌に対する低侵襲治療の臨床評価 大腸癌に対する治療は腫瘍局在、深達度、リンパ節転移状況に基づき、至適リンパ節郭清を伴う腸管切除が原則である。大腸癌に対する手術療法として広く腹腔鏡手術が普及しており、近年ではロボット支援手術の保険適応拡大を契機に施行施設が増加しつつある。一方、局所制御目的で、内視鏡的切除、経肛門的切除、LECSなども多く行われている。本セッションでは、低侵襲治療の短期成績、再発形式を含む長期成績の点から評価していただき、また高齢者、肥満症など特有の背景をもつ症例に対する低侵襲治療の意義についても議論していただきたい。 主題Ⅱ 大腸癌に対する集学的治療戦略 大腸癌に対する集学的治療戦略としてICI(Immune Checkpoint Inhibitor)を含めた薬物療法、放射線療法、手術療法は国内外で注目されている。術後の補助治療、CRT (Chemoradiotherapy)・TNT (Total Neoadjuvant Therapy)に代表される術前治療、再発直腸癌に対する術前の化学放射線療法、さらに再発例に対する全身化学療法について、各施設の治療戦略、取り組み、治療成績を提示・検討していただきたい。さらに、Watch & Wait strategyを含むサルベージ治療、外科手術の適応、これからの進行・再発大腸癌治療について議論していただきたい。 主題Ⅲ 大腸癌切除標本の取扱いの現状とこれから(事前WEBアンケート調査実施) 本邦では大腸癌取扱い規約第9版に基づき、内視鏡的切除標本、手術切除標本は主に内視鏡医、外科医によりホルマリン固定され、そののち病理医により詳細に診断される。本邦の規約内容と欧米との相違は、リンパ節ナンバリング・分布領域表記の有無、DR評価・CRM評価の有無、至適切離腸管長などが挙げられる。現在の取扱い規約の問題点を挙げていただくと共に、各施設の大腸癌切除標本の取扱いに関わる病理医、外科医、内視鏡医の取り組みを紹介していただき、これからの方向性・あり方について検討していただきたい。 |
運営事務局 | 株式会社コンベンション リンケージ 〒870-0021 大分県大分市府内町1-3-18 ポラリス府内 TEL:097-529-6730 jsccr102@c-linkage.co.jp |