今回のアンケート調査は主題I「大腸鋸歯状病変の癌化」について行わせて頂きます。

「大腸の鋸歯状病変は組織学的に過形成性ポリープ(HP)、Sessile serrated adenoma/polyp(SSA/P)、Traditional serrated adenoma(TSA)に分類され、SSA/PおよびTSAは癌化のポテンシャルを有しているとされている。TSA(SA)はかなり以前から病理組織所見が定義づけられいるが、SSA/Pについては病理組織所見の定義づけは最近おこなわれたばかりである。しかし、鋸歯状病変は特徴的な内視鏡所見を有することが証明され、さらには癌化の報告も多くみられるようになり、臨床的にも無視できない存在となっている。また、癌化の過程では腺腫様の変化をする病変が存在することも明らかとなってきた。本アンケート調査では大腸鋸歯状病変について①癌化までの病理組織学的変化、②癌化率、③癌化した病変の内視鏡所見などについて調査を行い、本邦の多施設調査による大腸鋸歯状病変の現状と診断・治療における問題点を考察し、第83回大腸癌研究会において報告する。」

なお、本アンケートは大腸鋸歯状病変全体に対する調査であり、癌化病変のみならず非癌化病変(HP、SSA/P、TSA)についてもお答えください。ご記入に際しまして赤字の項目はプルダウンが表示されますのでそちらから選択ください。さらに、アンケート表へのご記入に際して、症例No.は各施設における症例の通し番号を、病変No.は各症例毎の通し番号をご記入下さい。

アンケート表は下記よりダウンロードしていただきますようお願申し上げます。

ご記入いただきましたアンケート表につきましては6月17日(水)までに下記運営事務局(jsccr83@c-linkage.co.jp)までメールにてお送り下さい。

アンケート表

アンケート表ダウンロード(エクセル70KB)

アンケート概要

【提出期限】 2015年6月17日(水)
【提出先】 jsccr83@c-linkage.co.jp
【概要】 腸の鋸歯状病変は組織学的に過形成性ポリープ(HP)、Sessile serrated adenoma/polyp(SSA/P)、Traditional serrated adenoma(TSA)に分類され、SSA/PおよびTSAは癌化のポテンシャルを有しているとされている。TSA(SA)はかなり以前から病理組織所見が定義づけられいるが、SSA/Pについては病理組織所見の定義づけは最近おこなわれたばかりである。しかし、鋸歯状病変は特徴的な内視鏡所見を有することが証明され、さらには癌化の報告も多くみられるようになり、臨床的にも無視できない存在となっている。また、癌化の過程では腺腫様の変化をする病変が存在することも明らかとなってきた。本アンケート調査では大腸鋸歯状病変について①癌化までの病理組織学的変化、②癌化率、③癌化した病変の内視鏡所見などについて調査を行い、本邦の多施設調査による大腸鋸歯状病変の現状と診断・治療における問題点を考察し、第83回大腸癌研究会において報告する。

アンケートに関するお問い合わせ先

久留米大学医学部内科学講座消化器内科部門
前山泰彦
mae@kurume-u.ac.jp

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