仲秋の候、ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。現在、大腸癌研究会の開催へ向け鋭意準備を進めているところでございます。
さて、第84回大腸癌研究会では「括約筋間直腸切除術(ISR)の適応と長期成績」について、アンケートのご協力をお願いしております。会員施設の皆様にはご多忙中のところお手数をおかけしますが、Ⅳ-a調査事項(施設方針について)は郵送もしくはワードファイルにてご回答頂き、Ⅳ-b調査事項(症例報告)につきましては、第84回大腸癌研究会ホームページにてご確認頂き、エクセルファイルでご回答頂きますようお願い致します。
調査結果の公表に際し、回答いただきましたご施設名の施設名は明記させていただきますが、回答内容の詳細が施設名とともに公表されることは一切ありません。なお、このアンケートは大腸癌研究会倫理委員会において審査され、倫理面での問題がないことを承認されております。
末筆ではございますが、会員施設の皆様のご健勝とますますのご活躍を心より祈念申し上げます。
アンケート概要
【提出期限】 | 平成27年12月15日(火) |
【概要】 | 下部直腸癌に対するISRは、大腸癌取扱い規約第8版より手術治療として明記されました。しかし、大腸癌治療ガイドライン2014版では「術者の経験・技量を考慮して慎重に適応を決定する」とされており、ISRの標準化に向けた今後の対策が重要となります。 そこで、今回の第84回大腸癌研究会では、大腸癌研究会の会員施設より「下部直腸癌に対するISRの適応基準と長期成績」に関するアンケート調査を実施し、本邦におけるISRの有用性に関する実績を集計します。その結果より得られた課題を明示し、今後のISRの標準化に向けた対応を明確にして参ります。 |
アンケート提出先
第84回大腸癌研究会運営事務局
株式会社コンベンション リンケージ内
〒812-0016 福岡県福岡市博多区博多駅南1-3-6 第三博多偕成ビル
TEL:092-437-4188 FAX:092-437-4182
E-mail:jsccr84@c-linkage.co.jp
Ⅳ-a. 調査事項(施設方針について)Word:E-mailまたは郵送(着払い)
Ⅳ-b. 調査事項(症例報告)Excel:E-mail
アンケート表
アンケート回答書類ダウンロード(ZIP)
各ファイルを一つに圧縮したファイルです。
「括約筋間直腸切除術(ISR)の適応と長期成績」アンケート調査(PDF)
Ⅰ.はじめに
下部直腸癌に対するISRは、大腸癌取扱い規約第8版より手術治療として明記されました。しかし、大腸癌治療ガイドライン2014版では「術者の経験・技量を考慮して慎重に適応を決定する」とされており、ISRの標準化に向けた今後の対策が重要となります。
そこで、今回の第84回大腸癌研究会では、大腸癌研究会の会員施設より「下部直腸癌に対するISRの適応基準と長期成績」に関するアンケート調査を実施し、本邦におけるISRの有用性に関する実績を集計します。その結果より得られた課題を明示し、今後のISRの標準化に向けた対応を明確にして参ります。
Ⅱ.調査対象症例
(1) 期間;2005年1月〜2012年12月(8年間)のISR施行症例
(2) StageⅠ〜Ⅲの下部直腸〜肛門管腺癌症例で、ISRによる根治切除が行われた症例
(3) ISR術式の定義;partial ISR, subtotal ISR, total ISR
※ISRは直腸・肛門管を全層で切除して経肛門吻合を行う(経腹経肛門的)括約筋間直腸切除術
Ⅲ.検討事項
(1) ISRの施設方針(適応基準,術前RT,diverting stoma)
(2) ISRの症例報告(基本事項,臨床病理学的所見,術後合併症,予後,術後排便障害)
Ⅳ-a. 調査事項(施設方針について) ※ ワードに記載して提出して下さい
Ⅳ-b. 調査事項(症例報告) ※ Excelに記載して提出して下さい
アンケートに関するお問い合わせ先
高野病院 医療情報センター 有働(うどう)功一
〒862-0924 熊本市中央区帯山4−2−88
E-mail; mic@takano-hospital.jp
Tel; 096-384-1011 Fax;096-385-2890