第61回大腸癌研究会会期:2004年7月9日(金)新潟新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)
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開催要項と主題

開催日程

【研究会】
会期:平成16年7月9日(金)
会場:新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)
〒951-8132 新潟市一番堀通町3-2
TEL:025-224-5611
(各種委員会、世話人会)
日時:平成16年7月8日(木)
場所:ホテル新潟
〒950-8531 新潟県新潟市万代5−11−20
TEL:025-245-3331

主題

  1. 大腸癌におけるmicrometastasis(広義)
    Micrometastasis(MM)の研究は種々の臓器の癌で行われています。大腸癌においても十数%から数十%のMMを認めるとする報告がみられます。しかし、その意義とくに通常HE標本で認められるovert metastasisとの関係や予後への影響については未だ明らかにされていないのが現状です。臨床的には大動脈周囲リンパ節転移や直腸の側方リンパ節転移をsystemic diseaseと考えるかlocal diseaseと考えるべきか、あるいは、拡大リンパ節郭清術や放射線療法等の治療法の意義にも深く関わってくる問題と考えられます。今回の研究会では、予後を中心とした総論的研究からリンパ節に限定した各論的な研究まですべてについて討論し、現時点でのコンセンサスを導きたいと考えています。MM(狭義)やisolated tumor cells ( ITC) 等の臨床的意義を明確にするため,大きさの基準や検出法を明示したうえで,MMとITCを区別して発表してください。
  2. Rb直腸癌に対する肛門温存手術
    結腸肛門吻合術を中心とした下部直腸癌に対する手術手技の向上により、肛門括約筋温存手術は広く普及し標準的手術となりつつあります。さらに、最近では肛門管癌に対する肛門温存手術も行われ始めていることより、その適応、術式・手技と成績を検証し、適切な治療方針を導く必要があると考えられます。通常の低位前方切除術から最近行われ始めた究極の超低位前方切除術まで、Rb直腸癌に対する肛門温存術すべてについて検討し、その適応と術式について今後の方向性を示すことができればと考えています。病理学的因子に基づく適応、術式と手技のコツ、リンパ節転移や局所再発を含む予後・治療成績等の項目に重点を絞って発表していただきたいと思います。