当番世話人
鎌野俊紀(順天堂大学下部消化管外科学)
日程
研究会 |
会期:平成17年7月8日(金)
会場:東京ドームホテル |
各種委員会・
世話人会 |
会期:平成17年7月7日(木)
会場:東京ドームホテル |
参加費
主題
1. 大腸発癌とchemoprevention
我国では、大腸癌が急速に増えてきており、その要因として、食事の欧米化すなわち高脂肪食・低繊維食が、疫学・実験データから提言されている。本当にそうなのか、最近では否定的な報告も散見される。また他に炎症、cox2、腸内細菌叢、飽和脂肪酸などの関与についても議論されている。前癌病変と言われているポリープ(腺腫性)についても、これまでの実験結果などを洗いなおして、現在の目からみて 妥当なデータか、などを討論していただきたい。発癌過程として、ヒトでの経過観察例、動物実験による経過観察例も歓迎する。さらに最近の分子生物学的手法による遺伝子関連などについての分析結果も併せて検討いただきたい。
またこれらの結果をふまえて、cox2阻害剤などchemopreventionの可能性、またサプリメントなどによるevidenceなどを御報告いただき、一定の結果が得られるかどうか検討したい。
2. 直腸癌の局所切除の現況
近年、直腸癌(上部・下部)、特に下部直腸癌に対して、患者さんのQOLを考慮した内・外括約筋切除を含めた究極と言われる肛門温存術の報告が多くみられるようになった。しかし、手術技能、排便回数、covering colostomy造設など、普及には今一歩の所もある。そこでQOLを考慮した究極の縮小手術で ある局所切除で対応できる症例の検討も意味あるものと考える。
そこで、直腸癌の局所切除に対する考え方、適応、また現在どれくらい施行されているのか、その後の 再発・予後について御討論いただきたい。また術式として経肛門、経肛門括約筋、経仙骨、経内視鏡的切除、さらに器具の改良を加えたMITAS、TEMなど、どの適応でどれくらい施行されているのか、また術前放射線化学療法後の局所切除、局所切除後の放射線化学療法の現況、局所切除後、開腹手術 移行例も併せて御検討いただきたい。
演題募集期間
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研究会抄録 |
雑誌掲載用抄録 |
文字数 |
1250字 |
500字 |
登録開始日 |
2005年3月28日 |
登録締切日 |
2005年5月17日 |
修正締切日 |
2005年5月23日(月) |
2005年7月8日 |
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お問い合わせ
第63回大腸癌研究会事務局
順天堂大学下部消化管外科学 細田誠弥
〒113-8421 東京都文京区本郷2-1-1
TEL:03-3813-3111 FAX:03-3813-0731
E-mail: jsccr-meet@umin.ac.jp
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