開催概要


当番世話人 渡邊昌彦 北里大学医学部外科
研究会 会期:平成27年1月23日(金)
会場:JPタワーホール&カンファレンス
演題募集期間 平成26年9月3日(水)〜10月8日(水) 10月15日(水)
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主題 主題Ⅰ 進行大腸癌に対する腹腔鏡下手術を検証する
主題Ⅱ 内視鏡的切除の適応拡大の可能性を問う
症例集積研究 大腸癌に対する腹腔鏡下手術の現況
主題詳細 主題Ⅰ 進行大腸癌に対する腹腔鏡下手術を検証する
大腸癌に対する腹腔鏡下手術は、低侵襲性・安全性が証明されるにつれて、広く普及するようになった。さらに、腹腔鏡下手術の拡大視効果は精緻な手術手技や、開腹操作では得られなかった新たな解剖の理解を可能にした。しかし、解剖学的多様性や視野展開の困難性から、横行結腸癌や下行結腸癌、直腸癌は多くの臨床試験から除外されてきた。とくに最も腹腔鏡の拡大視効果を享受できるはずの直腸癌には、未だ様々な課題が残されている。
今回、進行癌全般に対する腹腔鏡下手術の意義や課題について、科学的根拠に基づいて検証し討論して頂きたい。

主題Ⅱ 内視鏡的切除の適応拡大の可能性を問う
早期大腸癌に対する内視鏡的治療の進歩は著しく、内視鏡的粘膜切除術(Endoscopic mucosal resection, EMR)に加え、内視鏡的粘膜下層剥離術(Endoscopic submucosal dissection, ESD)が保険収載され、大腸癌治療ガイドライン(2014年版)では、一括切除が原則のもと腫瘍径による適応が除かれるに至った。しかし、追加切除の条件である粘膜下層浸潤の程度、脈管侵襲の有無、Budding、組織型といった臨床病理学的因子以外に、リンパ節転移や予後と密接に関連した実用的な因子が求められている。
今回、新たに様々な因子を検証し、内視鏡的切除の適応拡大について論じて頂きたい。
事務局 第82回大腸癌研究会事務局
北里大学医学部外科 山梨高広
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